大好きなアイドルがデビュー10周年を迎えた話

 

 

 

 

2011年 8月10日 〜 2021年 8月10日 

 

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今日、私の大好きな大好きなアイドルグループKis-My-Ft2がデビュー10周年を迎えた

 

 

 

正直10周年という実感が全く無くて、デビューした瞬間も、5周年を迎えた瞬間も、まだまだつい最近のように感じてしまうんだけど、すごく久しぶりにデビュー魂を見たら

「あれ.......キスマイ若い........もしかしてこれ10年前?????」と軽く良い意味でショックを受けた。

 

 

それぞれのメンバーがジャニーズ事務所に所属して、出会って、グループが結成されて、デビューして、全てのきっかけを数えれば、もうアイドル歴が20年ほどのメンバーもいるのだけれど、それだけキスマイが活動してきたということは同じくらいキスマイと苦楽を共にしてきたファンがたくさんいるわけで

こんなにも好きだと思えるものに出会って日々与えられる供給に一喜一憂して、振り返れば数え切れないほどの幸せと思い出をくれたキスマイ、本当に感謝しかないよ.....

 

 

今でも忘れない、キスマイ担になる大きなきっかけとなったKATーTUNのLIVE。産まれたときから(言い過ぎ)ジャニーズが大好きだった私のオタク素質を見抜いたのか、ジャニーズ初現場へと連れて行ってくれたカツン担のお姉さん(バックにはキスマイとエビがいた)

 

当時のキスマイはM字バンクで眉毛が細い、極めつけには襟足が長いという、何とも普通の子供なら号泣していたであろうクソイカつビジュアルだったのだが、あの時まだ小さかった私はJrコーナーでFIRE BEATを披露したキスマイを見て何故か不思議な感覚に陥っていた。

 

 

私「これがジャニーズ.....?でもなぜだかクセになる」

 

 

そう!!当時の私の感情は間違ってなかった!!!元々持っていたジャニーズ=キラキラという概念を完全にぶっ壊してきたキスマイには何故か惹き付けられるものがあったのだ。なんだこの人たち.....こんな人種初めて見たぞ.....というまぁほとんど好奇心みたいなものなんだが

 

 

そんな出会いを果たし、いつの間にかキスマイ担になった私、ここからキスマイの人生を見届けることになる。

 

 

グループの結成(2005)から約6年後の2011年、ようやく念願のCDデビューを果たしたキスマイ。当時のJrは今みたいに露出が少なく、世間的にパッと出の華々しいデビューなのだが、そこに至るまでの間にもたくさんの出来事があって

 

キスマイの前身グループのメンバーが事務所を退所したり、後輩のデビュー魂のバックを努めたり、5人(横尾・二階堂を除く)でデビューすると告げられ「7人でいかせてくれ」と藤ヶ谷・北山で直談判したり、

 

決して順調な道のりではなかったけれど、無事念願のデビューを迎えたキスマイ。ようやく.......ようやくなのに.......まさかのデビュー後にもたくさんの困難が待ち受けているなんて.......(オタク号泣)(やめてくれ)

 

 

 

 

グループ格差

決定打となったのは2ndシングルの「We never give up!」

キスマイのMVなのに、明らかに4人(舞祭組)が映っていない。歌番組に出ても衣装の色が暗く、何ならバックのJrより目立っていない。

そんなことがあっていいのか!?!?ともはや運営の人間性を疑うレベルなのだが、同じメンバーとして扱われていないんじゃないかと思うほどの格差がそこにはあった。

 

そんな中始まったキスマイ初冠バラエティ

 

 

よゐこの濱口さんとキスマイで始まった深夜のバラエティ番組。番組の内容はキスマイが体を張ってバラエティの達人を目指すというもの。いわば「バラエティスクール」

 

(あれキスマイってアイドルだよな???芸人になるんか???)

 

 

検索エンジンに「キスマイ ブサイク」と入力するとたくさんのページが出てしまったことを逆手に取り、もう「ブサイク」と言われないよう始まった番組。様々なシチュエーションで競いながらカッコイイを追い求める

 

(ジャニーズの番組タイトルに「ブサイク」が入っていていいのか??????)

 

当時のジャニオタには相当なカルチャーショックを与えたキスマイの番組。ファンも最初は混乱し、「ジャニーズなのにブサイク.....?」とまぁ信じ難い状況だった

 

 

だがしかし!!!!!!!(叫)

 

 

それがすごく面白かった

 

信じられないくらい面白かった。いつの間にか視聴者はファンのみならず一般層にまで広がった

 

濱キスでの体の張りっぷりはもはやアイドルの域を超えており、

顔の形を変形させながらもせんべいを1000枚食べ切ったり、サソリを含む色々な動物とキスをしたり(藤ヶ谷さんはキリンとディープキスもした)、体重を増やせ!!と言われ山や海にサバイバルをしに行ったり(マムシを食う)、漢字を覚えるために9時間以上かけて階段を登り下りして、(他にもまだまだある)(ジャニーズがやることじゃない)

 

もはやここまできたら拷問だけど、ここら辺からキスマイのNG無しスタイルは出来上がったのだと思われる

 

 

そしてキスマイBUSAIKU!?では、メンバーが本気でカッコつけて挑んだにも関わらず一般女性に「キモイ」「ダサい」「本当にジャニーズ?」と言われてしまう始末。(番組初期頃、ビリを2連続でとった二階堂高嗣、ショックのあまり全ての記憶を消す)※カッコイイ看病の仕方回参照

 

ただ、ジャニーズの彼らが女性から辛辣な攻撃を受けるその構図がめちゃくちゃイレギュラーで面白かったため、キスブサは瞬く間に人気バラエティ番組となった。だって普通に考えてみてほしい。あのジャニーズが女性にキスをしたら普通は「カッコイイ!!」となるところがキスマイがキスをすると「キモイ〜!!!!!」「逃げて〜〜〜!!!!」になるのだ、それがキスブサ。

 

ジャニーズなのにブサイク、ジャニーズなのに体を張る、ジャニーズなのにNG無し、ジャニーズなのに...etc

 

 

 

そう!キスマイはジャニーズらしくないジャニーズというポジションを勝ち取ったのだ!!!

 

この響きを良いと取るか悪いと取るかは人それぞれ。だけど私はそういうところがすごく好きだった。決して王道ではないし今までのジャニーズのような洗練されたキラキラさも無いかもしれないけど、ステージに立つとせんべい1000枚を食べていた人達だとは思えないほどのオーラを放つ、そう!キスマイはスター性とギャップを兼ね備えた個性派エンターティナー集団なのだ。

 

ね?キスマイ面白いでしょ???

 

そんなキスマイの活動の中で、絶対的な分岐点となった大きな出来事がある

 

 

 

中居さん「4人の歌、俺が作ってやるよ」

4人「やった〜〜〜〜!!!!!」

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「グループ名決まったわ!舞祭組!」

4人「.........えっ?」

 

 

 

舞祭組の結成

 

 

いやグループ名!!!!!!!とツッコむ余裕もないくらいには衝撃を受けた当時。如実に格差が表れていたキスマイを見て、4人(横尾・宮田・二階堂・千賀)に目立つ場を与えるべく「4人の歌、俺が作ってやるよ」と中居さん。もちろん4人は「やった〜!!!!!!」と歓喜したのもつかの間、グループ名は「舞祭組」と告げられ絵に書いたような落胆を受ける

 

ジャニーズのユニットなのに「ブサイク」という前代未聞のグループとして活動を始めた舞祭組の裏側で、もちろん複雑な気持ちのファンもいたはずだし、何よりメンバーはどんな気持ちでいるんだろうとめちゃくちゃ考えていた。

 

アイドルだって人間という言葉はよく聞くけれど、本当にその通りで。どれだけプライドがズタズタになったんだろう、どれだけのものを捨てて来たんだろうなんて考え出したらキリがない。きっと何かを諦めて切り替えないといけない時期があって、たくさんの挫折を乗り越えて舞祭組になったんだろうなと思う。そんな中キスマイのために大きな決断を受け入れてくれた舞祭組、大きなチャンスを与えてくれた中居さんには感謝してもしきれない。

 

昔から友達には「キスマイって前3人と舞祭組がいるグループだよね」と言われることが多くて、知ってもらえてることは嬉しいのに、どうしても寂しさが勝ってしまっていたのを覚えてる。キスマイのために舞祭組活動を続ける4人の気持ち、それを応援している3人の気持ち、全てを知っていたからこそ7人のキスマイをもっと知ってほしいのにって悔しくて、終いにはこのまま3・4の形が深く刻まれていくんじゃないかと不安になったこともある。

 

 

そんな中、ずっと背中を追い続けてきた大先輩たちが解散をした。キスマイにとってかけがえのない、あまりにも存在が大きすぎた先輩たちが。ファンは揃ってキスマイが心配だと声を上げ、言葉の通り低迷期に差し込むキスマイ。やっと昇格した冠番組は降格し規模が小さくなった。毎年行われていたドームツアーはアリーナツアーへと変わった。あまりにも生々しい出来事の連続にキス担も動揺を隠せなかった。

 

このままどんどん落ちていくんじゃないかと、したくもない想像をしてしまって不安に駆られる日々。でもそんな向かい風がいつの間にか追い風に変わって

 

翌年にキスマイは史上初の五大ドームツアーを持って帰ってきた。今でもyummyだけは、会場の空気、その時に覚えた感情、全てを鮮明に思い出せるくらい深く記憶に刻まれている。

7人でしっかりと話し合ったのもこの時期だったかな。

宮田さんが「今までは面白い4人とカッコイイ3人だったけど、これからは面白くてカッコイイ7人」という言葉を発したのもこの時期。

 

そうだよ......キスマイは7人でキスマイ、横並びでキスマイなんだ.......

当時の私は宮田さんのこの言葉にすごく救われたし今でも心に残っているくらいには嬉しかった。ここから少しずつ衣装の格差が減って、4人のソロパートも増えて、ソロ曲が出来て、フリハグを初めて見た時は「あぁ、やっと7人のキスマイになった」と歓喜して

 

 

 

その年の大晦日

 

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デビューから8年、紅白初登場を果たしたキスマイが来ていたのは、7人全員がお揃いの衣装だった。

 

同じ色、同じ形の衣装を着ている、ただそれだけのことが、キスマイにとってもファンにとってもかけがえのない事実であって奇跡みたいなものだったりする

 

 

知れば知るほどクソ真面目で不器用で泥臭くて人間味があって、こんなに奥ゆかしい

そんなキスマイは私の中でずっと未完成で、前に中居さんが言っていた「ちょっと足りないところ」はある意味そこに通じているのかもしれない。毎回何かしら欠けている部分があって不安に感じたり心配になったり。でも、その欠けている部分を埋めようと必死になっているキスマイが好き。

 

キスマイが結成したのも「それぞれグループからもれた落ちこぼれの寄せ集め」だと言っているけれど、私は一人一人に意味があって集まったグループだと思ってる。だって、結果ここまで走り続けてきたんだもん。伊達にアイドルやってない。

 

 

北山くんがいつも「通過点」と言うように10周年も、もしかしたらただの通過点なのかもしれないし11年目からは更にゴールの見えない長距離戦になるかもしれないけど、

 

有観客でのアニバーサリーツアーに行って直接おめでとうって言いたいし、国立であげた花火を見てキラキラ笑うキスマイを見たいし、バラエティで体を張るところはまだまだ見たいし(鬼畜)

まだまだやりたいことが絶えない今は、きっとオタクやめられないよ....

 

 

 

(とまぁノリで書き始めたこのブログ、ここに来て約5000字に到達しそう。何が言いたかったんだっけな、もはや書きたかったことって何だっけなと思うくらいには支離滅裂な文章になってしまった)

 

まぁ結局、キスマイ大好きだよ!!10周年本当に本当におめでとう!!!!ってことなんだ!!どんなことがあっても、こうやって10周年を迎えられたことがすごいんだから、もっと、すごいよ!!!天才だよ!!!キスマイ最高だよ!!!と伝えたい。

 

 

 

誰か一人でもデビューを諦めて退所していたら、5人だけでデビューしていたら、格差が無かったら、舞祭組が出来なかったら、キスマイが低迷期に差し込んでいなかったら、きっと今のキスマイは存在しないしこれからのキスマイを見ることも出来なかったかもしれない。それでも今こうして誰一人欠けずデビュー時と同じメンバーで10周年を祝うことが出来る今日、もしかしたら奇跡なのかもね

 

 

 

 

全てのきっかけに感謝

 

Thank you a11 !!!!!!!